子どもは昼寝をすると、出産前当たり前に思っていました。
しかし、成長するにつれて個人差が出てきます。
環境も影響するため、幼稚園だと保育時間が短いので、
昼寝の時間はないですが、
保育園だと必ず昼寝の時間がありますよね。
小さい時期だと体力もないので昼寝を必ずしますが、
成長してきて昼寝をすると、夜寝る時間が遅くなることがあるので、
「なるべく寝かせず起こしておきたい…」
と思うママもいるのではないでしょうか?
昼寝についていろいろな説や考え方がありますが、
最近では我慢をせず昼寝をした方が、
夜に深く睡眠できるという研究結果も出ているそうですよ。
そこで今回は、
子どもの昼寝の適切な睡眠時間についてご紹介します。
- 昼寝のメリット、デメリット
- いつまで昼寝をさせたほうがいいのか?
- どれくらいの時間寝かせていいのか?
など、ママが気になる昼寝についての疑問点も
合わせてご紹介しますね。
【昼寝はメリットだけでなくデメリットもある?】
大人も日中強烈に眠たくなると、昼寝をします。
逆に我慢をすると、とてもしんどくなりませんか?
眠気が強いと、育児、家事、仕事と、
どれもはかどらなくなりますよね。
子どもは大人と比べて体力がないため、
昼寝を我慢することはむずかしいです。
夜早く寝てほしくて無理やり寝かせない、
というのは良くないようです。
昼寝のメリットについてまとめました。
(メリット)
・健康に過ごすことができる
昼寝をすることで、体だけでなく心も休むことができます。
毎日の生活リズムが整うことで、
起床時間も決まり、規則正しい日々を送りやすくなります。
・かしこくなる
「寝ている時間に記憶をする」とよく聞きますが、
昼寝も同様で、記憶に効果があるそうです。
学力も高まると言われていて、かしこく育つとも言われています。
・免疫力が高くなる
昼寝で体力を保つことで、
風邪などにかかりづらくなると言われています。
わが子は昼寝もしますが、夜もしっかり寝ます。
そのせいか、風邪をひいたとしてもすぐに元気になるため
効果を実感していますよ。
逆に、昼寝をすることでのデメリットはあるのでしょうか?
(デメリット)
・長時間の昼寝は夜寝付けなくなる
眠りが深い子は、昼寝から目覚めません。
昼寝が長すぎると、夜は元気で寝付けなくなるので
深夜まで子どもが起きている、ということもあります。
しかし、例外もあります。
病気の時やたくさん遊んだ時などは、昼寝が長くなっても大丈夫です。
夜寝る時間がいつもより少し遅くなったとしても、
いつもより睡眠が必要なため、よく寝てくれますよ。
あくまで毎日長時間昼寝をした場合に、
夜寝る時間が極端に遅くなる可能性がある、ということです。
アラーム代わりに子どもの好きな音楽をかけるなど、
昼寝から楽しく目覚めさせるような工夫をしてみましょう。
昼寝から起きたらおやつタイムと決め、
好きなジュースやお菓子を用意するのもいいかもしれません。
【昼寝の適切な睡眠時間とは?】
昼寝はさせたほうがいい、
でもさせすぎると良くないと言われると
一体どうすればいいのかと悩みますよね。
月齢別に、適切な睡眠時間をまとめました。
(0歳児)
出産後の赤ちゃんは、ほぼ1日中寝ています。
生後3~6ヶ月くらいになると、
少しずつ生活リズムが出来てくるので
夜にまとめて眠るようになってきます。
昼間は、何回かに分けて昼寝をしています。
1歳近くで徐々に昼寝の時間が短くなってきて、
昼寝が1回だけになる子どももいます。
(1~2歳)
1歳を過ぎれば、1時間半~2時間半くらいの
昼寝で良いと言われています。
1時間程度の昼寝で夜まで起きている子どももいれば、
体力がもたず、もっと長い時間寝ている子どももいます。
夜寝る時間を規則正しくしていきたい場合は、
遅くても15時頃までには起こすと、早い時間に寝てくれますよ。
(3歳児)
3歳を過ぎると、昼寝をしない子どもも増えてきます。
特に昼寝時間がない幼稚園に通っている子どもは、
どんどん昼寝が必要なくなってしまいます。
ただし、夕食時や入浴前に寝てしまうことが多ければ、
帰宅後1時間程度、昼寝をさせてあげたほうが良いでしょう。
体力がなくなりすぎると夜の睡眠が逆に浅くなり、
風邪をひきやすくなってしまうこともあるからです。
体を横にしているだけでも休まりますので、
昼寝が苦手な子どもとは、一緒に寝転びゴロゴロしたり、
絵本を読んだりするのもいいですよ。
(4~5歳児)
4~5歳児になると、ほとんど昼寝をしません。
ただ、午前中に激しい運動や公園遊び、
プールなどに入った場合は、疲れて眠くなることもあります。
特に暑い日だと体力が消耗しやすいため、
普段昼寝しない子どもでも、夏場は昼寝することが多いと感じます。
そういう時は、1時間程度昼寝をさせましょう。
そうすることで、逆に夜の睡眠の質も上がり、
意外と早くぐっすり眠ってくれますよ。
【まとめ】
今回は子どもの昼寝の適切な睡眠時間についてご紹介しました。
昼寝の時間を決めていても、子どもの体質やその日の気分、
体調によって、眠ってくれないことも多々あります。
また、天気や気圧などが関係してくることもあります。
曇りの日、雨の日は昼寝時間が不思議と長い子どももいます。
3歳以上なら無理に寝かしつける必要はありませんが、
小さいうちはあとから寝ぐずりをしたり、
夕方に眠って夜更かしの原因となったりします。
時間にこだわりすぎず、
その日の子どもの状態を見て判断し、
適切な昼寝をさせてあげてくださいね。
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