公園で遊ぶのが大好きな子ども。
ポケットにいろいろなものを入れて帰りませんか?
葉っぱ、小石、中には虫を入れる強者も。
仰天したことのあるママも多いのではないでしょうか。
中でも、どんぐりを持ち帰る子どもは多いと思います。
わが子もポケットに山ほど詰め込んでいました。
どんぐりを置きっぱなしにすると
虫がわいてきます。
虫がとても苦手な私。
悲鳴をあげて泣きながらどんぐりを処分したことがあります。
そんな恐怖体験は味わってほしくないので今回は
子どもが公園で拾ってきたどんぐりから虫が出てこない方法と
意外と悩むどんぐりでの遊び方をご紹介します。
【どんぐりからなぜ虫が出てくる?】
虫の正体は、どんぐりを食べて育つ「どんぐり虫」です。
どんぐりの中にいる理由は、どんぐりに卵を産みつけるからです。
どんぐり虫は、青くて未熟などんぐりに卵を産み、
そこで孵化した幼虫がどんぐりの中身を食べて、
どんぐりの中で大きく成長していくのです。
また卵を産みつけられたどんぐりには、
直径1mmほどの小さな穴が開いています。
その穴からどんぐり虫が出てくるのです。
【どんぐり虫とはいったいなにか?】
どんぐり虫とは、ゾウムシの幼虫です。
どんぐりの中で孵化した幼虫は
どんぐりの中身をえさにして成長します。
成長したら、どんぐりに穴を開け外に出てきます。
どんぐり虫としてよく見かけられるのは、白い幼虫です。
【どんぐり虫が出ないどんぐりはある?】
どんぐり虫が少ないと言われる種類の木もあります。
コナラ、マテバヤシ、アラカシなどのどんぐりは、
どんぐり虫がつきにくいと言われているようです。
どんぐり虫のいないドングリを見分ける方法があります。
どんぐりを水に入れることです。
水に沈むどんぐりには虫がいません。
実がぎっしり詰まっているということは
虫がえさを食べていないということです。
水に浮かぶどんぐりには虫が入っています。
虫が実をえさとして食べているからですね。
実際はひとつひとつ水に入れることは
むずかしいですよね。
拾ってきた数が少ない場合は
やってみてもいいかもしれません!
【どんぐりから虫を出さない方法】
どんぐりから虫を出さない方法はあります。
家で簡単にできるので、やってみてください。
(水で茹でる)
1.鍋に水を多めに入れて、火にかける。
2.沸騰したらどんぐりを入れ、5~10分茹でる。
※小さいどんぐりなら約3分。
3.茹で終わったら、2~3日陰干しする。
4.しっかり乾燥したら完了。
(冷凍する)
- どんぐりをきれいに洗い、乾かす。
- どんぐりをチャック付き袋に入れ、冷凍庫に入れる。
- 7日〜10日後、取り出してよく乾かす。
どちらも簡単なのですが、
量がそれほど多くなければ冷凍のほうが手軽にできますよ。
私はどちらもやったことがありますが、
両方虫が出てこず成功しました。
ママがやりやすいと思う方法で
試してみてくださいね。
【どんぐりでのおすすめ遊び方】
・どんぐりをならべる
形を決めず、自由にならべてみましょう。
偶然なにかに似た形になると、子どもから言ってきます。
発想力、想像力が身につきますよ。
子どもの発想力はとても面白いです。
一緒にやっていると、こちらも
童心に帰ったようで楽しめました。
・どんぐりアート作成
画用紙や模造紙に形などを下書きし
のりや両面テープを上からつけます。
そこにどんぐりを貼りつけて型取りしていきます。
例えば動物、乗り物、星やハートなど
子どもが興味を持っているものです。
・どんぐり人形
どんぐりを顔と見立てて、ペンで表情を書きます。
よく拾ってくる葉っぱを使ってスカートにしたり
折り紙やリボンをつけて飾りにすると可愛いですよ。
・おままごとに使う
食材、お金、食器などに見立てて遊ぶことができます。
どんぐりは大きさや形に種類がありますよね。
いろいろなものを拾ってくると
使い方の幅が広がり遊びの幅も増えます。
・写真立てに張りつけてフォトフレームにする
子どもの写真を部屋に飾ることも、多いと思います。
せっかく飾るならフレームも
子どもとの思い出が詰まったものがいいですよね。
写真立ては100円均一にも売っています。
フレームにボンドをつけてどんぐりを貼ります。
ペンでどんぐりに絵を描いておくと
もっと可愛くなりますよ。
・マラカス
乳酸菌飲料の容器や、紙コップの中にどんぐりを入れます。
テープで容器を止めて振ると、マラカスのように音が鳴りますよ。
手作り体験をすればなお楽しめていいですよね。
子どもは音が鳴るおもちゃが好きなので
喜んで振ってくれますよ。
【まとめ】
今回は子どもが公園で拾ってきたどんぐりから虫が出てこない方法と
意外と悩むどんぐりでの遊び方をご紹介しました。
ひたすら拾ってこられると、正直困ってしまいますよね。
でも宝物のように子どもが見せてくると
なんとか有効活用してあげたいなと思うママが
ほとんどだと思います。
今回の記事が、親子でどんぐり遊びをする時間の
役に立てば嬉しいです!
ぜひ一緒に遊んでみてくださいね。
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