出産後、検診以外で初めての外出のきっかけとなるのが
お宮参りの行事です。
お宮参りはよく聞きますが、いつから連れて行っていいのでしょうか?
どんなものを準備しておけばいいでしょうか?
出産後すぐはバタバタ忙しく
ママの体調が最優先なので調べる時間がとれないですよね。
今回はお宮参りをスムーズに行うために
必要な情報をご紹介します。
【お宮参りの時期はいつから?】
お宮参りを行う時期は、住んでいる地域の風習によって
少し違う場合があります。
しかし生後1ヶ月頃に行うのがほとんどです。
生後1ヶ月頃というと、ママと赤ちゃんの1ヶ月検診を産院で受ける時期です。
まずは1ヶ月検診が終わり、外出OKとなってからが安心でしょう。
体調がすぐれないのに行う必要はまったくありません。
原則に生後1ヶ月頃という決まりもないからです。
夏や冬で気候が心配な時期は、
過ごしやすい季節になってから行っても問題ありません。
生後間もない赤ちゃんは、体温調節が苦手です。
万が一脱水症や低体温になっても、
まだ薬なども使えませんから、対処がとてもむずかしいです。
出産後のママも抵抗力が弱っており
当然育児で体力も落ちているため危険です。
ママと赤ちゃんの体調第一で、計画を立ててくださいね。
もし家族など周りに早くするようにいわれても
根拠がないため断って大丈夫ですからね。
【当日までに準備すること】
〇参加者を決める
まずはパパの両親、ママの両親など
だれが行くかを決めましょう。
もちろんパパ、ママだけで行うのもいいです!
私は、住んでいた夫の転勤先がお互いの両親から遠かったため
夫婦だけで行いましたがいい思い出ができましたよ。
むしろ気兼ねなく自分たちのペースでできたため
とても楽でした!
とはいえ孫のお宮参りは一大イベントのため
祖父母が一緒に参加している人たちが多かったです。
〇昼食のお店を決めておく
その場合お宮参りは午前中に行い、
みんなで昼食を食べるという流れが一般的です。
赤ちゃんのお世話もあるため、
昼食会場は個室でのんびり過ごせるところがいいでしょう。
ママもせっかくなので、おいしいものをぜひ食べてくださいね。
お店は事前に調べておき、予約しておくと楽です。
〇写真撮影をするか決める
お宮参りの日、記念撮影をすることが多いです。
実際行きましたが、着物とセレモニードレス両方の写真は
今も宝物で大切に飾っています。
成長した子どもが写真を見て、
「めちゃくちゃ可愛い」と自画自賛しているくらい
本当に可愛くてたまらないです。
写真館での撮影が一般的でしたが、
最近では出張カメラマンを利用する人も多いです。
価格もリーズナブルですし、
なにより写真館に移動しなくていいのがメリットだと思います。
生後1ヶ月頃の赤ちゃんはすぐに眠ってしまうため
起きている時に写真におさめるのは意外と難しいです。
しかし、写真館も背景などこだわってくれるため
どちらも素敵な写真に仕上がることは間違いないです。
パパや参加者と相談して決めるのが、いいですね。
〇赤ちゃんの衣装を用意する
産着は、お宮参り当日に着せるものです。
産着の中の服は気温に配慮して自由に着せてあげることができます。
写真撮影を写真館でする場合、
当日産着をレンタルできる場所もありますよ。
ない場合は、レンタルか購入をして用意しておきましょう。
〇パパ、ママの衣装を用意する
パパはスーツの人が多く、ママはワンピースの人が多かったです。
少しフォーマルな雰囲気のものがいいかもしれません。
ママは産後の体型によりサイズが変わってくるため
いつもより大きめのものがいいでしょう。
【お宮参り当日の準備するもの】
当日の準備物は、主にお金と赤ちゃんの必要なものになります。
- 初穂料
- 赤ちゃんの産着
- おむつ、おしりふき
- 着替え一式
- 気温が調節できるもの(ブランケットや羽織り等)
- 哺乳瓶、ミルク、お湯入保温水筒、水(ミルクのみ)
- 授乳ケープ(母乳のみ)
初穂料は参拝する神社によって違うため
事前に確認して用意しておきましょう。
おむつ替えスペース、授乳スペースなども
当日急に必要に応じて探すのは大変なため
調べておけば慌てずに対応することができます。
【義母VS実母にならないために抱っこする人を決めておこう】
周りでよく聞くお宮参りあるあるの一つが、
当日誰が赤ちゃんを抱っこするか?です。
古いしきたりでは、パパの祖父母が抱っこすることが多いそうですが
令和の現在、誰が抱っこしてもいいのが正直なところです。
今はママが抱っこすることが多く、実際私の周りでもそうでした。
私は夫婦だけの参拝だったため、私が抱っこしていました。
ママの慣れ抱っこに安心したのか、おとなしくしてくれていました。
当日たくさんの家族のお宮参りが行われていましたが、
赤ちゃんに接し慣れていない遠方の祖父母の無理やり抱っこは
泣き叫び大変な状況になっていましたよ。
古いしきたりよりも、産んだママの気持ちが最優先です。
義母、実母の言うことを聞いて抱っこを諦めた友人は
自分が抱っこしたかったと、一生後悔しているそうです。
もめてもどんな文句を言われても
パパに間に入ってもらい、意思を貫いてくださいね。
祖父母が抱っこする場合は、
両家どちらの誰が抱っこするかを、
当日までに必ず話し合って決めておきましょう。
【まとめ】
お宮参りは赤ちゃんの成長を祈願することが目的です。
事前に準備をしておき、当日慌てないよう
必要なものや予約を済ませておきましょう。
とはいえ、生後間もない赤ちゃんとの外出は
ハプニングが起こるものだと考えていいでしょう。
ママと赤ちゃんの体調に配慮して
ぜひ思い出に残るお宮参りを行ってくださいね。
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