出産後、赤ちゃんの成長は早く目まぐるしいですね。
寝転がることしかできなかったのに、
あっというまにハイハイできるようになる赤ちゃん。
ハイハイしはじめると、家中を自分で移動できるため
整備していないとヒヤリとすることも。
お部屋の環境を整える必要がでてきます。
そこで今回は、ハイハイ期の赤ちゃんが
安全に遊べる部屋づくりのポイントをご紹介します。
実際に育児中ヒヤリとした経験も踏まえた記事なので、
参考にしてもらえると嬉しいです。
【ハイハイ期はとにかく動き回る】
ハイハイし始めたと思うと、
すぐに家中を自分で移動できるようになります。
目を少し離しただけで、ママの視界からいなくなることも
しょっちゅうです。
これは、自分で移動できるようになったことが楽しく
自由に見て回ることで冒険をしている気分なんだそうです。
手足や体幹を鍛えているだけでなく、
脳の発達にもハイハイは非常に良いそうですよ。
しかし、ママを困らせる問題も出てきます。
それは、危険な場所にもズンズン進んで行ってしまうことです。
赤ちゃんに「そこは行ってはだめ」はもちろん通用しません。
大事なのはママが安全な場所に整備してあげることです。
実際どのようなポイントを注意すればよいのか、
詳しく説明していきたいと思います。
【安全な部屋づくりのポイント】
安全な部屋づくりをするために、
地域の育児相談で教えてもらった内容と、
実際に行ってよかったことを合わせてご紹介します。
物が倒れてこないようにする
ハイハイし始めると、いろいろなものに手が届くようになります。
グラグラしているものがあると面白いのかよく触ります。
おもちゃなどはいいのですが、頭や体に当たると
ケガをする恐れのあるものは避けて納屋になおすなど、
赤ちゃんの手が届かない場所になおしましょう。
手が届かない距離でも、倒れてきては危ないため
同様に配慮すべきです。
日本は地震も多いため、普段から揺れたときに
家具などを倒れないよう対策をしておきましょう。
心配な場所は、耐震グッズで固定するなど、
グッズを使って補強しておけば安心ですよ。
滑りやすい場所にはマットを敷く
ハイハイ期の赤ちゃんが、
滑って転び、頭をぶつけることはよくあります。
フローリングやかたい場所にはジョイントマットなど、
痛くないように敷いてあげると安心です。
そのうち立ち上がりの練習や、歩く練習をし始めますが、
その時はさらに転ぶようになります。
完全に歩けるようになるまでは、敷いておくといいですよ。
ちなみにわが家は4歳頃までは敷いていました。
歩けるようになったのは1歳半頃でしたが、
活発な子どもなので走り回ってはよく転んでいたので…。
掃除は大変になりますが、冷え対策にはなるので冬場はよかったです。
口に入れてはいけないものを片付ける
なんでも口に入れる赤ちゃん。
トイレットペーパーの芯に通るくらいの大きさのものなら、
飲み込めてしまうそうですよ。
意外と家の中で、それくらいの大きさのものはたくさんあります。
特に電池は窒息だけでなく、喉へのダメージが相当大きいです。
リモコンを開けて電池を取り出すなんてことも、
平気でやってのけてしまう赤ちゃん。
開けられないよう、上からテープで補強したうえで
手に届かない場所に保管するのがいいでしょう。
上の子がいる場合、特に注意が必要です。
小さいおもちゃやおはじきなどがあれば、
簡単に飲み込んで窒息してしまう危険があるからです。
ママが「赤ちゃんは危ないからそれを渡してはいけないよ」と言っても
悪気なく下の子に渡してしまうことも。
普段から、簡単に開けることのできない場所に
まとめて保管しておきましょう。
小さいおもちゃ類で遊ぶときは、絶対に目を離さず、
ママがいるときだけ遊ぶようにした方が良いです。
心配なら、赤ちゃんだけはサークルに入れておくなど
飲み込まないように配慮してあげましょう。
頭をぶつけたら痛い場所をカバーする
家の中で赤ちゃんの頭の位置に当たると、
痛い場所をあらかじめチェックしておきましょう。
ガードをしたり、クッションをあてておくなど
対策しておけば安心です。
扉の角などは特にぶつけやすいため、
100円均一でも売っている対策グッズ等を使うといいですよ。
コンセントに安全カバーをつける
赤ちゃんの事故はさまざまありますが、
「コンセントをなめて感電してしまう」ということがあるそうです。
防ぐためには、コンセントカバーを利用し
なめられないようにしておくのが良いでしょう。
コンセントカバー自体を自分で外してしまえるため、
外す際は大人でも強い力が必要なものを、選ぶ方がいいです。
心配であればコンセント自体を触れないよう、
収納してまとめておくなどすればより安心ですね。
コンセントプラグをふさぐ
舐めて唾液のついた指でコンセントプラグを触ると、
同じく感電してしまう恐れがあります。
プラグをふさぐものも100円均一でも売っているため
使っていない場所はふさいでおきましょう。
キッチンなど入ってほしくない場所はガード
包丁など、触ると危険なものが多いキッチンの入り口に、
ベビーゲートを設置しているママは多いのではないでしょうか。
火を使っている時にも入ってほしくなかったので、
私も設置していました。
泣き叫びながらゲートにしがみついている赤ちゃんを見ると、
心苦しく料理をするのがつらかったですが、
安全には変えられません。
他にも
- お風呂場(一人で入ると危険)
- 洗濯機、洗濯乾燥機(入ると危険)
- 寝室(ふとんで窒息するかもしれない)
など、危なそうな場所には一人で入れないようにしましょう。
【まとめ】
今回はハイハイ期の赤ちゃんが、
安全に遊べる部屋づくりのポイントについてご紹介しました。
普段から対策をし、目を配っていれば
それほど危険ではないので安心してくださいね。
たくさんハイハイさせてあげて、
赤ちゃんの可愛い姿を記録に残しておいてください。
見返すと、とってもいい思い出になりますよ。
どうか無理せず、ゆったりとした気持ちで
部屋づくりをしてあげてくださいね。応援しています!
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