ガラガラ音の鳴るおもちゃであやし、笑う赤ちゃん。
それを見つめて笑顔のママ。キラキラした癒しの時間。
出産前、私が思い描いていた赤ちゃんとの時間です。
壮絶すぎる出産を乗り越え、やっと会えた我が子とついに対面。
「これから幸せな時間が待っている!」
完全に、産後ハイになっていました。
ママになった後の現実は、全く違っていました。
赤ちゃんとのコミュニケーションをとることは、
非常にむずかしくてわからなかったのです。
我が子のことはなんでもわかると思っていました。
実際の感想を一言。「さっぱりわかりません。」
話せてコミュニケーションをとれる人以外、
人生で関わったことがなかったからです。
しかし「笑顔が見たい」「楽しませてあげたい」と
赤ちゃんに対してもちろん思いますよね。
そこで今回は、赤ちゃんの接し方がわからず悩んでいる人に
赤ちゃんが楽しい接し方をご紹介します。
【言葉が通じてないように見えて、通じている赤ちゃん】
話せない赤ちゃんは、言葉を理解しているのでしょうか?
結論、通じています。
「ミルクだよ」と言うとこちらを見たり、
「オムツを替えるよ」と言うとなんとなく構えた格好をしたりします。
お世話がともなう声かけは、
よりはっきりと通じるようになってきます。
そのために大切なことは「話しかける」ことです。
例えば無言で着替えさせられたり、口に食べ物を突っ込まれると
どのように思いますか?
赤ちゃんも同じです。
無言でお世話をされると不安ですし、不快な気持ちにもなります。
どのように会話していいのかわからない場合は、
保健師さんに聞いた方法があるので、参考にしてみてください。
赤ちゃんとの会話
・お世話動作を言葉にする
おしっこ出たね~おむつ替えるね~おしり拭くね~
おなかすいたね~用意するね~飲もうね~などです。
実況中継をするような感じで、やっていることをそのまま伝えてあげます。
・天気や気温を伝える
晴れているね~雨だね~など、
その時の状況をそのまま伝えます。
暑いね~寒いね~なども同様です。
・アウーアウアウと同じように言ってみる
赤ちゃんが話してくれる言葉で返事をします。
成立していないようで、しています。
赤ちゃんが満足そうにアウーと言うようになってくるからです。
会話しているとわかると、アウーからどんどん言葉が増えてきますよ。
【ママが見えないと泣いているのは恋しいから】
赤ちゃんはお世話をしてくれている人のことを、
しっかりと認識しています。
本能的に、お世話をされないと生きていけないと
わかっているそうです。
おむつも替えた、お腹も満たした、さっき寝たから眠くないはず…
そういう時も赤ちゃんは泣きますよね。
それでも泣いている場合は、人が恋しいのだそうです。
大好きなママと離れたくなくて、泣いているそうですよ。
そう聞くと、可愛くてきゅんとしますよね。
大変な時期ですが、
こんなにママのことが必要な時期は意外と短いです。
もちろんママ大好きな時期はまだまだ続きますよ!
【赤ちゃんの喜ぶ接し方】
・笑いかける
赤ちゃんにニコッと笑いかけるだけで
安心して気持ちが満たされるそうです。
ママも幸せホルモンが出て
睡眠不足や育児疲れを一時的に吹き飛ばすそうですよ。
笑いかけてニコッとしてくれた時は
本当に疲れが吹き飛んでパワーが出ます。
・触れる
ほっぺたに触れる、足に触れるなど
からだに触れることはコミュニケーションになります。
やさしく触れてあげることで
赤ちゃんに安心感が生まれます。
嫌がる場合は無理やりせず、
手を握るだけでも触れ合いになりますよ。
・抱っこする
泣いている時以外も抱っこしてあげましょう。
この時やさしくゆらゆらしたり、
歩きながらなど、動きをつけてみるのもおすすめです。
好きな抱っこのされ方がわかるきっかけにもなります。
危なくない体勢で、反応を観察しながら
やってみてあげてください。
・音の出るおもちゃを使う
赤ちゃんは音に反応し、一生懸命聞いています。
ガラガラなど、騒がしくない音の出るおもちゃが大好きです。
ママが振ってみてもいいですし、
赤ちゃんに手渡して自由に奏でさせてみましょう。
・絵本を読む
「絵本はママを独り占めできるから好き」と
成長した我が子が言っています。
絵本を読んでいる時って、字に集中しますよね。
自然と赤ちゃんと密着し、反応を見るために顔も観察します。
ものすごいコミュニケーションツールなんです!
赤ちゃんも同じで、
ママの声を聞きながら密着するのが大好きです。
赤ちゃん向けの絵本はたくさん販売されているので、
ママが気に入った絵本を読んであげるといいですよ。
そのうち好みがわかってくれば、
赤ちゃんに合わせたものを選べるようになってきます。
【ママが楽しんで触れ合うことが、赤ちゃんが楽しい接し方!】
いかがでしたでしょうか?
むずかしく考えず、ママが楽しみながら接していれば
赤ちゃんは楽しいです。
育児は楽しいだけではなく、日々ママの身体と心を疲れさせます。
無理に笑いかけることができない日もあります。
命を守っているので、当然です。誰しもそうです。
赤ちゃんの接し方がわからない時は、
溜まった疲れやストレスからも、そうなってしまうこともあります。
どうか力を抜いて、リフレッシュしてくださいね。
少しでも今回の記事がお役に立てばうれしいです。
同じママとして、応援しています!
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