赤ちゃんの笑顔が広がる!寝かしつけに役立つおくるみの使い方

寝顔がとってもかわいい赤ちゃん。

赤ちゃんの寝かしつけは大変ですよね。

おくるみを使って寝かしつけるといいと聞いたことはありますか?

 

出産後、産後ケアハウスの助産師に教えてもらいました。

 

育児中のママや、これから出産を控えているママにもおすすめです。

 

実際に試してみて効果のあった方法もお伝えするので

参考にしてみてください!

 

【赤ちゃんはつつまれていると安心する】

おくるみを寝かしつけに使う理由はなぜでしょうか?

 

産まれてすぐの赤ちゃんは、おくるみにくるまれている状況が

お腹の中にいたときの状態に近いそうです。

 

そのため、赤ちゃんにとっては慣れた環境なので

落ち着いて過ごすことができるといわれているそうですよ。

 

巻くと安心感からか泣きやむことがありますし、

いつのまにか寝ているなんてこともあります。

 

まだ首も腰も座っていない赤ちゃんを包むことは、

抱っこに慣れていない状態の時に抱っこがしやすいです。

想像以上に産まれたての赤ちゃんはやわらかく、ふにゃふにゃですよ。

初めて抱っこしたとき、やわらかすぎて怖かったのを覚えています。

 

赤ちゃんにとってはもちろん、抱っこするママにとっても

おくるみは安心感を与えてくれる道具だということがわかりました。

 

デザインもさまざまな種類があり、ママの好みで選べますよ。

テンションの上がるデザインを購入し、使ってあげるのがいいですね。

【おくるみの正しい巻き方はプロに教わろう!】

おくるみを巻くときに、絶対に気を付けてほしいことがあります。

それは自己判断で巻くことです。

なんとなく巻くこともできるからこそ、誰にも教わらずにできる気がします。

 

しかし、自己判断の巻き方は窒息などの事故を起こしかねません。

下半身をきつく巻くことで、股関節が脱臼する可能性も警鐘されています。

必ず医師や助産師など詳しい人に教えてもらってからにしましょう。

出産後退院前に助産師に聞くと、優しく教えてくれますよ。

 

悲しい事故が起きてしまわないよう、

正しい巻き方で赤ちゃんを安心させてあげてくださいね。

 

【おくるみを使う時期とメリット】

産まれてすぐの赤ちゃんは、モロー反射が見られます。

 

モロー反射とは、明るい光や大きな音、体が傾いた時など、

刺激が赤ちゃんに与えられたときに、手足をビクッとさせて

腕を上に広げて、しがみつくような姿勢に見える様子のことです。

 

ビクッとし、ばんざいをしているような姿は愛らしいです。

しかし、寝ている時にもモロー反射は起こるので

その動きで赤ちゃんが起きてしまいます。

 

せっかく寝ているのに起きてしまい、泣く赤ちゃんを見ると

もっと寝かしてあげたいなと思います。

 

産後はママも体がボロボロ。そこに頻回のお世話が加わり

常に眠気は人生マックス状態です。

ほんの10秒でいいので長く寝かせてほしいと、何度思ったでしょうか。

 

睡眠中おくるみで包まれていると、

モロー反射の動きで起きづらくなりよく寝てくれます。

なので、モロー反射が起こる時期に使うのがおすすめです。

 

しかし、赤ちゃんによっても睡眠の差はありますし

おくるみを嫌がる子も中にはいます。

反対に、おくるみを使わなくてもぐっすり眠る子もいます。

 

赤ちゃんの様子を観察し、使ってあげてくださいね。

 

【おくるみをやめるタイミング】

おくるみは新生児から使えますが、ずっと使えるわけではありません。

赤ちゃんによって時期は変わりますが、寝返りを始めるまでに卒業しましょう。

 

寝返りができるようになると、あおむけだけだった姿勢が

うつ伏せ姿勢になることもできるようになります。

赤ちゃんによってできるようになる時期はさまざまです。

 

突然寝返りする、なんてことはよくあります。

生後2ヶ月くらいでできるようになる赤ちゃんがいるため

卒業の目安の時期にしたほうがいいと思います。

 

【おくるみのデメリット】

おくるみを使うことに、ほかにデメリットはあるのでしょうか?

体が包まれるため、体温管理はしっかりしてあげないといけません。

こんな状態の時は、部屋の温度や赤ちゃんの服装を見直したり

使うのをやめることも考えましょう。

 

  • 汗をかいている
  • あせもができている
  • 顔が赤い
  • からだが熱い

 

産後の赤ちゃんは特に肌が弱く、体温調節が未熟なため

皮膚が非常にデリケートな状態です。

産後の赤ちゃんの皮膚トラブルはよくありますので、

もし心配なことがあれば、すぐに出産した病院に相談してくださいね。

 

【寝かしつけに使わなくなってもおくるみはずっと使える】

寝かしつけにおくるみを使わなくなっても、

なにかと育児中役に立つので無駄になりません。

  • お出かけ先や旅行先では、おくるみを床に敷いて赤ちゃんを置ける
  • 夏場やお昼寝の時は、ブランケット代わりになる
  • おむつ替えの時に、赤ちゃんを寝ころばす際床に敷いて赤ちゃんを置ける
  • 授乳しているママは、授乳ケープの代わりになる
  • ベビーカー移動時、日よけ、ブランケット代わりになる
  • 抱っこ紐にクリップでくっつければ、日よけ、ブランケット代わりになる

 

このように使う用途はたくさんあり、私もいまだに使っていますよ。

夏に自分の昼寝用にも使っています。

生地がやわらかく気持ちいいので、寝やすく快適です。

子どもも気持ちいいのか、夏になるとおくるみを所望してきますよ。

 

【まとめ】

今回は赤ちゃんの寝かしつけに使えるおくるみについて

メリット、デメリットも含めてご紹介しました。

 

何を使っても寝ない赤ちゃんもいるので、

もし今寝なくて困っていても気にしなくて大丈夫です。

 

パパや周りの人に頼り、どうか眠る時間を確保してくださいね。

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