冬場に自転車に乗るのはおっくうですよね。
しかし育児中のママにとっては
子どもとの送迎やお出かけに、自転車移動が欠かせないという人は
多いと思います。
私も数年間、どれだけ寒い冬でも
子どもの送迎で自転車を乗り続けています。
歩いて移動したり、公共交通機関を使う方が
寒さよりよっぽど大変ですよね…。
子連れの移動は、
なぜあんなにスムーズにいかないのでしょうかね。
今回は子どもを冬に自転車に乗せるときの防寒対策を
実際に体験してみて良かったおすすめと合わせて
ご紹介していきます。
【子どもは寒がり!対策をしないと困ること】
子どもは気温や湿度の変化に敏感です。
大人に比べると耐性がないため、当然ですよね。
寒いと子どもにどのような影響があるのでしょうか。
・機嫌が悪くなる
大人もですが、寒いと機嫌が悪くなります。
冷たい空気は肌が痛くなりますし、
乾燥肌の子どもはかゆみも生じてしまいます。
・風邪をひきやすくなる
冬は空気と湿度が低いため、風邪をひきやすいです。
特に子どもは免疫が少なく注意が必要です。
自転車に乗ると体感気温が下がるのと、
鼻が冷えることで鼻水が垂れやすくなります。
鼻に炎症を起こすことで、風邪もひきやすいです。
・風邪の治りかけの時も要注意
風邪の治りかけに自転車に乗ると、
体が冷えてぶり返してしまうかもしれません。
手足が冷えると体温が下がるため、
治っていてもまた違う風邪をひいてしまうことも。
・気管支の弱い子どもは首を温めてあげる
もともと気管支の弱い子どもは
首回りが冷えると熱が出たり咳が出やすいです。
ひどくなると喘息に移行してしまう恐れもあります。
子どもが咳をし続けると、とても苦しそうです。
咳がひどすぎて嘔吐してしまうことも、
子どもならよくありますがかわいそうですよね。
マフラーやタオルを首周りにあてて、
温めてあげるといいと、小児科の先生に聞きました。
【レインカバーは寒さ以外にも使える万能のアイテム】
梅雨など、雨の日に大活躍するレインカバー。
つけているママもたくさんいるのではないでしょうか。
レインカバーは雨だけではなく、
閉めておけば中が暖かいため防寒になります。
また、花粉や黄砂の時期にはそれらを防ぐ効果も。
花粉と黄砂に対してアレルギー反応がある子どもは多く、
わが子も花粉の時期にも重宝しています。
年中通して使うことができるため、
「雨の日にしか使わないし、いらない」
と思っているママにおすすめのアイテムです。
【フリース素材のひざ掛けがあれば温かい】
寒くなってくると、フリース素材のひざかけが
店頭に多く並んでいますよね。
自転車に乗せた子どもに巻いて使うと、
あたたかく気持ちいいそうです。
小さいと巻き足りないため、
ある程度子どもを包める大きさのものがおすすめです。
最近では100円均一でも売っているので
身近で安く手に入るため使いやすいです。
また、子どもの好きなキャラクターのものだと
喜んで自転車に乗るようになる効果も。
肌触りが良く、好みの種類のものを用意してあげてみてください。
【おしりに一枚敷くと温かい】
補助座席のおしり部分を触ったことはありますか?
冬場に触るととても冷たいです。
タオルや使わないマフラーなど、なんでもいいので
一枚敷くだけで温かくなります。
おしりが冷えると腹痛の原因にもなるため
何か敷いて寒さを感じないようにしてあげてください。
【腹巻きを使う】
お腹を温めると、体全体が温まりますよね。
腹巻きを使うことで、お腹の冷えを防ぐことができます。
子ども用の腹巻きは店頭にも売っていますし、
インターネットでは多くの種類があります。
毛糸や綿など、素材の種類も豊富のため
子どもの肌の敏感さなどで決めてあげるといいです。
【気管支喘息持ちのわが子に行っている対策】
子どもは喘息があるため、冬場は特に悪化しやすいです。
とにかく首周りを温めることを意識し、
タオルを巻きました。(マフラーは嫌がり断念しました。)
レインカバーを閉めてフリースで体をぐるぐる巻きに。
お尻には使わないマフラーを敷いて、冷え対策をしています。
やりすぎると汗をかいて逆効果となるため、
その日の気温で、防寒レベルを調節するのがおすすめです。
【まとめ】
今回は子どもを冬に自転車に乗せるときの防寒対策を
実際に体験してみて良かったおすすめと合わせて
ご紹介しました。
寒い中自転車に乗るのは大人も辛いです。
子どもに機嫌よく座ってもらっておくために
ママはさまざまな工夫や配慮をしていますよね。
日々本当にお疲れ様です。
冬は路面が凍結しやすく、
霜がおりた日や雨、雨の後は特に滑りやすいです。
防寒対策も必要ですが、
ケガや事故に気をつけるためにも
どうか路面の安全にも十分配慮してくださいね。
私は一度、雨の日に自転車ごと滑ったことがあります。
子どもの補助座席を守るのに必死で自分の膝が切れてしまい、
骨が見えるという悲劇が起こりました。
危ないなと感じる日は無理せず乗らず、
防寒だけでなく、ケガにも注意して
冬の自転車を乗り越えましょう!
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